関数と図形の複合問題

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関数と図形の複合問題

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AB=4かつAD=8である長方形ABCDがある。
2つの動点P,Qがある。
点Pは長方形ABCDの辺上を毎秒3の速さでA→B→C→Dの順で進む。
点Qは長方形ABCDの辺上を毎秒2の速さでA→D→C→Bの順で進む。
2点P,Qが出会ったところで移動を止める。
三角形APQの面積が最大になるのは2点P,Qがスタートから何秒後か?
ゲスト

Re: 関数と図形の複合問題

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長方形ABCD(AB=4、AD=8)を座標平面上に
A=(0,0)、B=(4,0)、C=(4,8)、D=(0,8)
と置くと、

– 点PはA→B→C→Dの順に速さ3で移動し、時刻tでの周上の距離は sₚ=3t
– 点QはA→D→C→Bの順に速さ2で移動し、時刻tでの周上の距離は s_q=2t

2点が出会うのは周長24を合計で動いたとき、すなわち
3t+2t=24 → t=4.8秒


三角形APQの面積S(t)を区間ごとに計算すると

(1) 0≦t≦4/3
 PはAB上 → P=(3t,0)
 QはAD上 → Q=(0,2t)
 S(t)=½×(3t)×(2t)=3t²(単調増加)

(2) 4/3≦t≦4
 PはBC上 → P=(4,3t−4)
 QはAD上 → Q=(0,2t)
 S(t)=½×4×(2t)=4t(単調増加)

(3) 4≦t≦4.8
 PはCD上 → P=(16−3t,8)
 QもCD上 → Q=(2t−8,8)
 底辺PQ=24−5t、高さ=8
 S(t)=½×(24−5t)×8=96−20t(単調減少)


以上より、S(t)はt=4で最大値(16)をとる。

したがって、三角形APQの面積が最大になるのは
スタートから4秒後 です。
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