あるクラスで、1回の授業中に生徒が順番に前に出て発表をすることになった。発表者は全部で5人いて、それぞれ異なる番号 1 〜 5 が与えられている。先生はこの5人の並び順をランダムに決める。ただし、以下の条件がある。
生徒Aは、生徒Bよりも前に発表しなければならない。
生徒Cは、生徒Dと連続して発表しなければならない。
生徒Eは、先頭(最初の1人目)になってはならない。
このとき、条件をすべて満たす並び順は何通りあるかを求めよ。
問題(融合問題:関数と思考)
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Re: 問題(融合問題:関数と思考)
ステップ①:CとDは連続 →「ペアで1人」とみなす
CとDが連続でなければならないので、CとDを**ひとかたまり(CDブロック)**として扱います。
CとDの並びは「CD」または「DC」の2通りあります。
このブロックと、残りの3人(A, B, E)を合わせて、「4つの要素(CD, A, B, E)」の並び順を考えます。
→ 4つの要素の並び:4! = 24通り
→ ただし、CD or DCの2通り: ×2
⇒ 基本の並び数 = 24 × 2 = 48通り
ステップ②:AはBより前に発表する
AとBは区別されていて、順序に制限があります。「AがBより前」と「BがAより前」は、どちらも全体の並びにおいて同数存在します。
よって、AとBの順序に制限を加えると、基本の並びから半分にすればOK。
→ 48通り × 1/2 = 24通り
ステップ③:Eが1番目になってはならない
ここから、「Eが先頭のもの」を除きます。
まず、Eが先頭にいる場合の数を考える:
Eを1番目に固定(1通り)
残り:A, B, CDブロックの3要素 → 3! = 6通り
CDとDCで2通りの並びがある → ×2
⇒ Eが先頭にいる並び:6 × 2 = 12通り
その中で「AがBより前」になっているものは半分(同様の理由)
⇒ 12通り × 1/2 = 6通り
AがBより前、CDが連続、Eが先頭でない ⇒
24通り(全条件なし)− 6通り(Eが先頭) = 18通り
CとDが連続でなければならないので、CとDを**ひとかたまり(CDブロック)**として扱います。
CとDの並びは「CD」または「DC」の2通りあります。
このブロックと、残りの3人(A, B, E)を合わせて、「4つの要素(CD, A, B, E)」の並び順を考えます。
→ 4つの要素の並び:4! = 24通り
→ ただし、CD or DCの2通り: ×2
⇒ 基本の並び数 = 24 × 2 = 48通り
ステップ②:AはBより前に発表する
AとBは区別されていて、順序に制限があります。「AがBより前」と「BがAより前」は、どちらも全体の並びにおいて同数存在します。
よって、AとBの順序に制限を加えると、基本の並びから半分にすればOK。
→ 48通り × 1/2 = 24通り
ステップ③:Eが1番目になってはならない
ここから、「Eが先頭のもの」を除きます。
まず、Eが先頭にいる場合の数を考える:
Eを1番目に固定(1通り)
残り:A, B, CDブロックの3要素 → 3! = 6通り
CDとDCで2通りの並びがある → ×2
⇒ Eが先頭にいる並び:6 × 2 = 12通り
その中で「AがBより前」になっているものは半分(同様の理由)
⇒ 12通り × 1/2 = 6通り
AがBより前、CDが連続、Eが先頭でない ⇒
24通り(全条件なし)− 6通り(Eが先頭) = 18通り