複素数平面の条件が分からないです

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ゲスト

複素数平面の条件が分からないです

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複素数平面の問題です。

(1)は解けたと思います。両辺2乗して整理すると|z-√2i|=2となり、円になると思います。

(2)、(3)が分かりません。解説をお願いしたいです。
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ゲスト

Re: 複素数平面の条件が分からないです

投稿記事 by ゲスト »

まず(1)ですが、方程式が
a|z-α| = b|z-β| (a,b > 0) の形のとき、式が表す図形は
a = bなら垂直二等分線、a ≠ bならアポロ二ウスの円です。
(aAP = bBP というベクトル方程式だと考えれば分かると思います)

なので、今回の場合は2点0, -√2iを1 : √2に内分・外分する点を直径とする円がCであるとして図示することができます。

(2)を解きます。

√2|z| = |z+√2i| ⇔ |(z+√2i)/z| = √2 (z=0は左辺を満たさない) より、|(z+√2i)/z| = √2 は常に成り立つ。

|w| = |z+2/z|
= |($z^2$+2)/z)|
= |(z+√2i)(z-√2i)/z)|
= |z-√2i||(z+√2i)/z|
= 2√2
∴|w| = 2√2

(3)を解きます。

Im(w) = (w-w*)/2i
= (z-z*+2/z-2/z*)/2i
= ((z-z*)/2i)(1-2/|z|^2)
= Im(z)(1-2/|z|^2)

ここで、zを極形式で表すと
z = 2cosθ+(2sinθ+√2)i
$|z|^2$ = 4√2sinθ+6
Im(z) = 2sinθ+√2
Im(w) = (2sinθ+√2)(1-1/(2√2sinθ+3))

t = sinθ とおくと、θが 0 ≦ θ < 2π を動くときtは -1 ≦ t ≦ 1 を動き、
f(t) = (2t+√2)(1-1/(2√2t+3)) とおくと
f'(t) = 8(t+√2)(2t+√2)/(2√2t+3)^2

f(-1) = f(1) = 2√2、f(-1/√2) = 0 なので、増減表を書けば 0 ≦ f(t) ≦ 2√2
よって、Im(w)の取り得る値の範囲は 0 ≦ Im(w) ≦ 2√2。
ご確認をお願いします。

おまけ
やり方としては,前の方の回答とほぼ同じだと思います。
z=2cosθ+i(2sinθ+√2) として,|z+2/z|²=8 を得ます。
ただ,その計算過程がやたら面倒で,吐きそうになります。

次のは,0≦Im(w)≦2√2 です。
|w|=2√2 ですから,Im(w)≦2√2 はすぐわかります。
問題にはないですが,Im(w)≧0を言うには,私は,y=Im(z+2/z) として,上記のsincosで表したzを代入してやれば,y=(sinの2次式)/(sinの1次式) となりますので,
分母を払ってやることで,sinの2次方程式が-1≦sinθ≦1 で解を持つということで,あの数Ⅰでやった判別式と軸とf(-1),f(1)から求めました。(判別式だけで済みます)

・・・それがあまりにダサいので,投稿しませんでした。ダサい解きかたしかできない自分が恥ずかしいです。


もう少し,格好良い方法で解こうと試みてはいるのですが,,,,
|z-√2i|=2 を,w'=2/z で変換してやると,|w'-√2i|=2 となります。
同じ円になります。
ですが,対応する点が違います。
(以下のθは,先ほどのθとは異なる値ですので,注意して読んでください)
z=r(cosθ+isinθ) とすれば,w'=2/z=(2/r)(cosθ-isinθ) となり,別な点が対応することがわかります。

ですから,w=z+w' は0,z,w' で作られる平行四辺形の残りの点です。


あと,わかったことは,0,z,w' を通る円は,√2i を通るということです。
(z-√2i)/(w'-√2i)÷(z-0)/(w'-0) が実数であることから証明できます。

従って,z,w' を結ぶ線分の長さは,4sinθ であることがわかります。
後は中線定理で,|w|=2√2 は簡単に(?)出せます。
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